アマゾン・プライムビデオやNETFLIX(ネットフリックス)、hulu(フールー)等に対応しているブルーレイレコーダーについて解説します。
【更新日:2020年10月1日】
Amazonプライムビデオ・ネットフリックス・Hulu等に対応しているブルーレイレコーダーとは
大切なことなので、結論からいいますと、2020年10月現在、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス、huluなどに対応しているレコーダーはわずかしかありません。
対応レコーダーは、パナソニック製の高級モデルのみで、残念なことに、YouTube、4K/HDRなどの一部サービスが非対応の場合もあります(対応モデル例:DMR-4W100)。
パナソニック以外のソニーやシャープ、東芝のレコーダーについては、上述のサービスに対応しておらず、実質的に、パナソニック製の値段が高いレコーダーのみ対応している状況です。
つまり、Amazonプライムビデオやネットフリックスなどの動画サービスに対応しているのは、パナソニック製の価格が高いレコーダーだけで、残念ながら、エントリーモデルなどの安いレコーダーは対応していません。
ブルーレイレコーダーを使わないで、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス、Huluを見る方法
Amazonプライムビデオやネットフリックスに対応しているパナソニックの高級レコーダーは、エントリーモデルよりも、2~7万円も価格が高く、このサービスを利用するために、高価なレコーダーを買うのをためらわれる方もいるでしょう。
そこで、この記事では、レコーダーで上記サービスを利用しようと思っていた方へ向けての解決策をご紹介します。
これは、ブルーレイレコーダーで上記サービスを利用しようとせずに、別の方法で利用したほうがお得という話です。
AmazonのFire TV Stickを使えば、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス、Huluをすべて観ることが可能
ネット通販大手のAmazonから販売されている「Fire TV Stick」という機器を利用すれば、これらサービスを確実に利用することができます(下記画像)。
これひとつで、(ブルーレイレコーダー本体の存在は関係なく)Amazonプライムビデオやネットフリックスなど、下記の動画サービスを確実に利用できます。
- Prime Video(Amazonプライムビデオのこと)
- Netflix(ネットフリックス)
- Hulu(フールー)
- YouTube
- ABEMA
- TVer
- GYAO!
- U-NEXT
- DAZN
- Disney+
- FOD
- Apple TV+
- Redbull TV
本体価格は、4,980円(通常版)、6,980円(4K対応版)とリーズナブルです。
大きな出費で高級レコーダーを買わなくても、このデバイスを買うだけで事足ります。レコーダーでこれをやろうとすると、余分にお金がかかりますし、すべて網羅しているわけでもありません。ブルーレイレコーダーでAmazonプライムビデオ、ネットフリックス、Huluを見ようとするのは、得策ではないでしょう。
この「Fire TV Stick」を購入すれば、もれなく各動画サービスを利用可能なので、何の心配もありません。高級レコーダーを買うよりも、はるかに安上がりです。
ブルーレイレコーダーでプライム・ビデオ等を観るのは正直おすすめしない
リスクを抑え、お財布にやさしい選択肢がある
「でも、レコーダーも欲しいんだけど・・・」という方もいるでしょう。その場合は、レコーダーはレコーダー本来の使用目的で、お値打ちのモノを購入され、インターネット動画サービスは、「Fire TV Stick」で対応されるのがおすすめです。
場所も取らない
そして、ご覧のとおり、付属のリモコンよりも小さな端末なので、そもそもかさばることはありませんから、レコーダーとは別に購入しても、スペース上の問題が発生することはありません。
左のデバイスをテレビのHDMI端子につなげるだけです。
なお、初めて接続するときだけは、Wi-Fiルータ(無線LANルータ)の近くのテレビで試したほうがよさそうです(サイト著者が実際に使用した際、遠くのテレビだとうまく反応しませんでした)。設定が終われば、遠くのテレビでも問題なく使えました。
これらの端末を別に買えば、Amazonビデオはもちろんのこと、NETFLIX、hulu、YouTubeなどのサービスを確実に利用できます。
気になる価格
- 「Fire TV Stick
」は、4,980円(通常版):2020年9月に性能向上したモデルが新発売されました!
- 「Fire TV Stick 4K
」は、6,980円(4K対応版)
音声で操作できるリモコンがどちらにも付属しています。
ちなみにAmazonのプライム会員になれば、たくさんある対象作品が見放題です。また、送料無料などの特典もあるのでお得です。無料体験もありますので、お試しもできます。
なお、プライム会員料金は次のとおりです。
- 月会費:税込み500円
- 年会費:税込み4,900円(1月あたり408円)
プライムビデオ等に対応するブルーレイレコーダーの一覧
結論
冒頭で述べたとおり、対応しているのは、パナソニックの値段の高いレコーダーのみです。
パナソニック
詳しい対応機種については、以下リンクのパナソニック公式サイトをご覧ください。該当ページの下の方にある「インターネットサービス対応一覧」という表の部分に対応機種が書いてあります。
以下に、一部のサービスに対応していないレコーダーをピックアップします。
Amazonプライム・ビデオ等に全く対応していない機種
- BRT530/1030 (3チューナー)
- BRW550/1050 (2チューナー)
- BRS530 (1チューナー)
4Kインターネット動画に対応していない機種
- BRX2050/2030
- BRG2050/2030
- BRG1030
- BRZ1020
YouTubeに対応していない機種
- UBX7050/7030
- UBX4050/4030
- BRX2050/2030
- UBZ2050/2030
- UBZ1030
- BRG2050/2030
- BRG1030
ソニー
対応しているブルーレイレコーダーはありません。しかし、なぜかブルーレイディスクプレーヤーには対応している機種があります。
当サイトはブルーレイレコーダーを紹介しているサイトですので、ブルーレイプレイヤーについては基本的に触れていませんが、参考情報として以下に記しておきます。
インターネット動画サービスに対応している機種
- UBP-X800
- BDP-S6700
- BDP-S1500(一番安い1万円のプレイヤー)
なお、上記UBP-X800はただのプレイヤーなのに4万円近い価格です。
Amazonビデオに対応していないブルーレイプレイヤー
- BDP-S1500
シャープ
対応しているブルーレイレコーダーはありません。
東芝
対応しているブルーレイレコーダーはありません。
まとめ
この記事のまとめです。
- 巷のレコーダーの大半は非対応
- 対応しているのはパナソニックの一部の上位機種
- 対応していなくてもFire TV Stickで利用できる!
プライムビデオのようなインターネット動画サービスは、ブルーレイレコーダーで見ようとせずに、別に「Fire TV Stick」を買ったほうがお得です。