【2024年版丨初心者向け】ブルーレイレコーダーの選び方とできることを解説!

この記事では、ブルーレイレコーダーを買ったことがなくて、その機能の見方などがよく分からない人のために、わかりやすく基本的なことをまとめ、選ぶ際のポイントも含めて解説しています。

ブルーレイとは?

「ブルーレイ」とは、「ブルーレイディスク」のことです。

ブルーレイディスク(BD)は、DVDよりも映像がきれいで、よりたくさんの映像などを記録できます。

DVDよりもきれいだよ!

DVDよりも記録できる量が多いわ!

そもそもDVDとは?

音楽の入った「CD」ならご存知だと思いますが、「DVD」も「ブルーレイディスク(BD)」も見た目は、ほぼ同じです。DVDは、CDよりもたくさんの音楽や映像を記録できるディスクのことです。

ブルーレイディスク(BD)は、DVDよりもたくさんの音楽や映像を記録できるディスクです。

CDもDVDもBDも、

似たような形をした円盤のディスクだよ。

ブルーレイディスク(BD)は、

青味がかった見た目をしてるわ。

ブルーレイディスクってどう使うの?

ブルーレイディスクは、「ブルーレイレコーダー」や「(再生専用機)ブルーレイレプレイヤー」に入れて視聴することができます。

ブルーレイディスクは、「ブルーレイレコーダー」を使って、ディスクにテレビ番組などを録画することができます。

今までのビデオデッキと使い方は、ほとんど変わりません。録画は、通常、レコーダー本体に内蔵されている「ハードディスク」に録画し、その後にブルーレイディスクにデータを移動させることもできます。

ブルーレイディスクは、

CDやDVDと使い方は同じだよ。

ブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組を、

ブルーレイディスクに移動することができます

ブルーレイレコーダーとは?

「ブルーレイレコーダー」は、テレビ番組を録画する機器です。ブルーレイディスクを再生して、映画などを楽しむこともできます。

パナソニック 1TB 2チューナー ブルーレイレコーダー DIGA どこでもディーガ対応 ドラマ・アニメ1クール自動録画 DMR-2W102

下記のように、テレビの録画機器は進化しています。

  • 1990年代:VHSビデオデッキ
  • 2000年代:DVDレコーダー
  • 2010年代~:ブルーレイレコーダー

ブルーレイレコーダーの名称あれこれ

「ブルーレイレコーダー」には、複数の呼ばれ方があります。意味はすべて同じです。

  • ブルーレイレコーダー
  • ブルーレイディスクレコーダー
  • BDレコーダー
  • HDD内蔵レコーダー

上記、「HDD内蔵レコーダー」には、DVDレコーダーも含まれます。

なお、似たような名前で「ブルーレイプレーヤー」というものがありますが、これは再生専用機器なので録画はできません。ブルーレイレコーダーよりも値段が安いので、お得と思って間違えて選ばないようにしましょう。

購入する時は、

ブルーレイレコーダーなのか、

ブルーレイプレイヤーなのか、

しっかりと確認しましょう。

ブルーレイレコーダーでできること

ブルーレイレコーダーでできることは、次のとおりです。

  • テレビ番組の録画と視聴(地デジ/BSデジタル)
  • ブルーレイディスクやDVDへのダビング
  • スマホ・タブレットから録画番組の視聴
  • amazonビデオやhuluなどのネット番組視聴
  • ブルーレイディスク、DVD、CDの再生

基本的には、

テレビ番組の録画をすることが主な使い方になると思うよ。

スマホを使って、

外出先でも視聴することもできます。

【2024年版】最近のブルーレイレコーダーの特徴

最近のブルーレイレコーダーの特徴は、次のとおりです。

  • 【通常型】自分で録画番組を選んで録画するタイプのレコーダー
  • 【全自動型】全自動で番組を録画してくれるタイプのレコーダー
  • 4K放送対応の高画質なタイプのレコーダー

全自動型で、複数のチャンネルを毎日ほぼ24時間録画してくれるパナソニックの全自動ディーガなどが人気です。

通常型レコーダーは、全自動型レコーダーよりも値段が安く、

全自動型レコーダーは値段が高くなるよ。

4K対応レコーダーは、通常型・全自動型のどちらにも存在していますが、必ず付いているわけではありません。4K非対応のレコーダーもあります。

4K対応レコーダーは、

非対応レコーダーに比べて値段は高くなります。

また、お手持ちのテレビが4Kに対応しているものでないと、4K対応レコーダーを買っても、4K放送の録画番組を視聴することができないので注意しましょう。

録画する場所

昔のビデオデッキは、VHS(カセットテープ)にテレビ番組を録画していましたが、ブルーレイレコーダーでは、本体に内蔵されたハードディスクドライブ(HDD)に保存します。

ハードディスクドライブというのは、レコーダー内部に埋め込まれている記憶装置のことです。一般的に、ハードディスクと呼ばることが多いです。

ハードディスクに保存したデータを、

ブルーレイレディスク(BD)やDVDに移動させることができます。

BDやDVDにデータ移動させることを

俗に「焼く」と表現することがあります。

どれくらい録画できるの?

本体のハードディスクの容量によって録画できる時間が変わります

ハードディスクの容量の単位を「GB(ギガバイト)」といいます。 一般的なブルーレイレコーダーだと、500~2000GBの商品がお店で販売されています。ちなみに、1,000GBのことを「1TB(テラバイト)」といいます(1,000GB=1TB)。

2024年現在だと、

廉価モデルだと1TBの製品が多いね。

ハードディスク容量が多い製品ほど、

値段も高くなります。

ハードディスク容量が多い商品ほど、録画できる時間も長くなりますが、その分、価格も高くなります。 仮に、あなたの買ったブルーレイレコーダーのハードディスク容量が500GBなら、録画できる本数は、次の通りになります。

  • 1時間ドラマ:約60本
  • 2時間の映画:約30本
表:録画時間と本体価格の目安
 ハードディスク容量  録画できる目安時間  目安価格
 500GB  約60時間  安い
 1TB(1000GB)  約130時間  普通
 2TB(2000GB)  約250時間  高い

実はもっとたくさん録画できる!

ただ、ブルーレイレコーダーには、「長時間録画」というものが存在します。この機能を使用すれば、上記時間よりも、さらにたくさん録画することができます。

普段テレビ放送を見ているときの画質のことを、「標準画質(DRモード)」といいます。さきほど書いた録画時間は、「標準画質(DRモード)」で録画した場合の録画時間です。

この標準画質での録画は、後述の「長時間録画」に比べると、録画に使われるハードディスクの量が多くなります。つまり標準画質で録り貯めると、ハードディスク容量が早く埋まっていくことになります。

そこで、「長時間録画」機能を使います。録画した映像を圧縮することで、「標準画質(DRモード)」の録画時間よりもたくさん録画ができます。圧縮をすると画質は落ちますが、2~15倍の録画時間を確保可能になります(昔のVHSビデオデッキの「3倍録画」のような感じ)。

長時間録画機能を使うと、画質は落ちるけど、

その分多めに録画することができるんだ。

最大の15倍録画の場合、たくさんの番組を録画することができますが、画質が劣化してしまいます。実際には、3倍程度で録画すれば、画質の劣化はあまり気にならないと思います。下の表に、長時間録画を使用したときの録画時間についてまとめました。

メーカーが謳っている最大録画時間は、

長時間録画モードで録画した場合であることがあるから注意してね。

表:録画時間の比較
 ハードディスク容量  標準画質  5倍録画  15倍録画
 500GB  約60時間  約300時間  約900時間
 1TB(1000GB)  約130時間  約650時間  約1950時間
 2TB(2000GB)  約250時間  約1250時間  約3750時間

ブルーレイレコーダーを選ぶポイント

通常型レコーダー

見たい番組だけを自分で選んで録画するタイプの従来型のレコーダーです。適度にテレビ番組を録画したい人に向いているレコーダーです。

ハードディスク容量については、撮り貯めない人なら、1TBが安くておすすめです。多めに録画したい人は、2TBあれば安心です。

一人で利用するのであれば、

2チューナーがおすすめ。

家族で利用するのであれば、

3チューナーがおすすめかしらね。

全自動型レコーダー

値段が高くなってもよいから、番組を見逃したくない人や録画する手間を省いてストレスを減らしたい人に向いているレコーダーです。

見るつもりではなかった番組も含めてたくさん撮り貯めておき、後になって気になった番組を見ることができたり、事前に気にも留めていなかった番組でも、巷で話題になった際、後で番組を見返すことができます。便利なテレビの使い方ができるようになります。

ドラマや映画を見逃すことがなくなります。

録画設定する手間を省いて、

その分他のことに時間が使えて、

生活にゆとりができますよ。

おわりに

この記事を読めば、ブルーレイレコーダーについて理解することができたと思います。

ご自分の使い方に合ったブルーレイレコーダーをお選びになられる際に、この記事をご活用いただけたら幸いです。

なお、ブルーレイレコーダーを購入しても、本体とテレビを接続するためのHDMIケーブルが付属されていません。ぜひ、下記記事も参考して選んで頂ければ幸いです。

関連記事:【2024年版】ブルーレイレコーダーにおすすめなHDMIケーブルを解説!

コメント

  1. かな より:

    パナソニックのテレビを使っている場合録画機器はどのようなものを買えば良いのですか?
    録画機器はどのようなものを買ってもちゃんと機能しますか?
    パナソニック専用の録画機器を買わなければダメですか?

  2. サイト管理人 より:

    >>かな様
    コメントありがとうございます(返事が遅れて申し訳ありませんでした)。
    録画機器というのは、色々分からないことが多いですよね(^^)
    では、早速ご質問にお答えいたします(長文になってしまいすみません)。
    ●パナソニックのテレビを使っている場合、録画機器はどのようなものを買えば良いのですか?
    ⇒ パナソニック製のテレビに限らず、どのメーカーのテレビでも、近年の録画機器は、このサイトで紹介している「ブルーレイレコーダー」(ブルーレイディスクレコーダー)が主流になっていますので、ブルーレイレコーダーをご購入されると良いと思います。
    今お使いのテレビが、いつ頃買われたものか分かりませんが、多少古くても、「黄色、赤、白」の3本のケーブルでテレビとレコーダーをつなぐことができます(画質はちょっと悪くなります)。ただ近年では、HDMIケーブルでつなぐことが主流になっており、テレビ放送と同等の画質で録画・再生することができます。恐らく、10年以内に買われたテレビなら、HDMI端子が付いていると思います。
    ●録画機器はどのようなものを買ってもちゃんと機能しますか?
    ⇒ 録画機器に「ブルーレイレコーダー」をお選びになれば、どのような製品を選んでも、テレビ録画等はちゃんと機能します。ただ、「チューナー数」や「ハードディスク容量」の違いによって、レコーダーの価格や性能が違ってくるので、ご自身の用途によって、必要な性能のレコーダーを選んで頂く必要があります。その点はこのサイトをご参考にして頂ければ幸いです。
    ●パナソニック専用の録画機器を買わなければダメですか?
    ⇒ 録画機器(ブルーレイレコーダー)には、パナソニック専用とか、○○メーカー製テレビ専用レコーダーというような物は存在しません。
    パナソニック製のテレビをお持ちとのことですが、基本的にテレビとブルーレイレコーダーのメーカーを合わせる必要はありませんので、テレビと異なるメーカーのブルーレイレコーダーでも、ちゃんと使えます。
    ちなみに、ブルーレイレコーダーはパナソニック製が優秀なので、かなさんのお使いのテレビと同じパナソニック製を選ばれると良いと思います。
    なお、似たような機器の中に、「ブルーレイプレーヤー」(ブルーレイディスクプレーヤー)という物があります。こちらは、ブルーレイディスク再生専用機器なので、テレビの録画などができません。間違われないようにご注意下さい。
    また何かご不明な点などがありましたら、お気軽にコメント下さいm(_ _)m

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